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左利き

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私は左利きなので、日常生活で「ちょっと不便だな」と思うことがあります。たとえば、電車の駅の自動改札機。これは明らかに右利き用に作られているので、左手で定期券を持っていると差込口に手を近づけるためには体を若干右方向にひねる必要があります。券売機の小銭投入口も同じ。あとは、扉の取手、ハサミ、マウスなど。そういえば、小学校の時の習字も面倒でした。左手で書こうとしたら先生に注意され、仕方がなく右手をぶるぶると震わせながら筆を動かした記憶があります。右手では手首を使った細かなコントロールが利かないので、腕全体をロボットアームのようにして書くしかありませんでした。ふーん、だ。

なぜ、右利きが多い中、左利きが生まれるかは諸説があるようですが、「ほんだ家」の場合、左利きは遺伝によるものではないかと私は密かに思っています。私の父は小さい頃、左利きでしたが、祖父母に矯正されて右利き(正確には両利き)になりました。父の兄弟にもたしか、左利きがいたような…。そして、私の兄は右利きですが、父と同様、小さい頃は左利きだったそうです。

母の教育方針によれば、子どもの利き手は無理に矯正しなくても自然にまかせればいいとのことです。なるほど。子どもの個性を尊重する、ということですね。…父はおそらく、放任主義?

左手を使う子どもが将来、日常生活を送る上で困らないよう、早い段階で右利きに矯正してあげたほうがいいのではと考える人もいるかもしれませんが、左利きの当人からすれば世の中の面倒なことはいくらでも「何とかなる」ものです。右利き用ハサミを左手で使ってもちゃんと切れるし、筆跡は多少汚いかもしれないけどそれは個性の一つと思えばいい。野球用のグローブだって、左利き用を使えばそれで
OK。なければ右利き用を使えば済みます(いや、それはちょっと無理だと思う)。

世の中、(ある程度は)何とでもなるものです。
by ppompie | 2008-08-10 07:31 | 独り言


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