昨日の朝、末期の胃がんを患っていた従兄の「てっちゃん」がこの世を去りました。
45歳という若さでした。
健康であればまだまだ先は長かったのに、と非常に残念です。
てっちゃんは気力と体力の続くかぎり、最期まで自身の闘病記をブログにつづっていました。
その内容といい文面といい、手ごわい病気と闘っている人間が書いているとは思えないほど。いつどうなるか分からない状態で、あれほど冷静かつ客観的に自分の状態をみつめられるものなのかと、彼の聡明さと気丈さにただ驚くばかりです。
彼が危篤状態に陥ってから1週間もがんばって生き続けたのは、それはきっと「生きたい」という強い信念があったからだと思います。
最期まで生きることを諦めなかった従兄は本当にすごい人でした。それにしても
生きていることはラッキーなことなんだ。
そう思いながら、昨日も自転車で海沿いに向かい、ぼんやりとこの世のある風景を眺めるのでした。
てっちゃん、昨日はこんなにきれいな富士山が顔を出してたよ!